自分に寄り添う

私は今「極めて辛い」と感じている

そりゃそうだ。アレもコレも周囲の負担を一身に受け止めてタスクをこなし続けている。

精神的に重たいものはこれ以上受け付けられない。

考え方や捉え方によってストレス軽減する方法、それはあるだろうね。

けれどもうそんな次元ではなくなった。

自分に寄り添い自分と対話する。

一番大切なものはなにか。家族だ。そしてそれを支えるのは自分だ。

ならば非情な選択もそろそろしなければいけないね。

君自信を守るためだ。

君が倒れたら誰が子どもを育てる。


午後。

入院対応が終わった。

病室に入ると過呼吸になってい母がいる。胃カメラの後だったそうだ。

必要書類に関するタスクは中止した。

母はその後の生活に関して、介護ベッドの導入や金銭の事で不安になりそれが過呼吸を招いている様子。

そんな中、母が手を伸ばした。握り返してほしいだろう事は分かる。

私は躊躇した。

けれど手を握った。過呼吸が収まり安心したような顔で眠りにつく母。

「この人が親として私の味方であったのなら、きっと違う未来があったよね」など”たられば”を想像する。

母はいつも私を怒鳴りつけて行動を制限した。社会からも断絶させられた。結果、私の人生は壊れた。私は努力により人生を取り返そうと試みたが難易度はかなり高い。心が折れる事が多く、間違った道に進むことが多かった。人生が頓挫する中、先へ進む同級生を見るのが辛かった。

私にとって母は全ての元凶だ。しかし私は手を差し伸べてしまったのだから面倒を見なくては、とも考える。

けれど、これはよくある「毒親との共依存」の関係性だ。

私の心は凍っており、手を握り返したのは「求められたから応えた」だけのものだ。

行動としては、周囲にはきっと優しく映るのだろう。

自分がどんどん冷たくなり情のない人間になっていくのが感じられ、それがより辛く思える。

私はまた迷っている。

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